平成22年2月定例会予算特別委員会(平成22年3月17日、18日)
○特別支援教育の充実について
○緊急離転職者訓練の状況について
○新県立図書館の整備について

特別支援教育の充実について
山下政樹  自民党新政会の山下でございます。よろしくお願いいたします。それでは、早速、まず質問に入らせていただきます。一昨年、予算委員会で、この委員会でも、かえで支援学校の施設整備のことを少し触れさせていただいたんですけど、そこのソフト部分の話を少しさせていただきたいと思います。障害のある子供たちが、小中学校の特別支援学級や特別支援学校で学び、一歩一歩成長していくことは大変大切なことだと思いますけど、こうした障害のある子供の教育は、一人一人の障害に対応した教育を工夫、創造するといった側面を持っているのではないかなというように私は思っております。特別支援教育推進事業というのは、具体的にどのようなことをやるのか、まず教えていただきたいと思います。
松土清教育長  特別支援教育の推進事業についてでございますけれども、これを推進するために、明年度、平成22年度は、特別支援教育総合推進事業、また、障害児適正就学推進委員会開催事業、さらに、自作教材・教具開発推進事業等に取り組んでまいります。この最初の特別支援教育総合推進事業でございますけれども、これは外部専門家や学生支援員の活用、各種教員研修等により、障害のある幼児・児童・生徒の支援を総合的に推進するものでございます。次の障害児適正就学推進委員会開催事業でございますけれども、これは障害のある児童・生徒の適正な就学を図るため、市町村教育委員会からの依頼によりまして、当該児童・生徒の障害の程度を判断し、指導助言を行うものです。3つ目の自作教材・教具開発推進事業でございますけれども、これは児童・生徒の発達段階に応じた指導内容の改善、また充実を図るために、教材、教具の研究開発を推進してまいるものでございます。これらの事業によりまして、特別支援教育を推進してまいりたいと思います。以上です。
山下政樹  わかりました。それで、特別支援学校というのは、どういう教育をしているのかということをお答えいただきたい。
松土清教育長  特別支援学校の教育の内容でございますけれども、学習指導要領がございまして、その指導要領にのっとって、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準ずる教育を行うということでございますが、それとともに、障害による学習上または生活上の困難を改善、克服し、最終的には、自立を図るために必要な知識、技能、態度や習慣を養うということが教育の目標でございます。また、教育目標や各教科の指導内容等を設定する際には、子供たちの障害の状態に合わせて、個に応じてきめ細かく設定するとともに、知的障害のある場合は、各教科、道徳、特別活動、また自立活動の全部、あるいは、場合によってはその一部を合わせて授業を行いまして、一人一人の障害に応じた柔軟な教育を実践しております。子供たちは、こういった指導を通しまして意欲的に学校生活を送っているところでございます。
以上です。
山下政樹  授業とそして学校の内容を教えていただいたんですけど。本当に、大変一生懸命やっていただいているということは我々も承知しているし、去年あたりは知事の英断で、高等部の増設の施設もつくっていただいているということでございますけど。ただ、問題は、教育長も御存じだと思うんですけど、私の地元の笛吹市からも何人か幼児のころから小学部、中学部と行っているんだけど、どうしても、バスで行っているものですから、市役所の前から出ていって帰ってくるんですけど、曜日ごとに帰ってくる時間帯が違うんですよね。3時半に帰ってくるときもあれば、1時半に帰ってくるときもある。その辺は、どのぐら
い知っているか教えてください。もし、おわかりになったら。
松土清教育長  週によってでございますけれども、先ほど申し上げましたように、指導要領にのっとりまして時間割が組まれております。それによりますと、通常の学校のように平準化した時間割というのはなかなか組みにくく、また、活動の内容によっては、ちょっと時間帯を大きくしたりするという状況がございまして、必ずしも、曜日によって下校時間がそろうという状況ではございません。基本的な1つの例を申し上げますと、小学部におきましては、朝はまず日常生活の指導、具体的には着がえとかそういうことを月曜日から金曜日まで行うところでございます。水曜日、木曜日にちょっと帰りが遅くなることにつきましては、そこでは、図画工作というような作業的内容が入りまして、座学の勉強よりは若干時間を要することがございまして、こうしたことは、先ほどの自立支援に結びつけるということで、必要欠くべからざる部分でございます。そんな理由によりまして、時間帯が違っております。以上でございます。
山下政樹  そういうことなんです。残念ながら、小学校、普通学校のように早く帰ってくるときや遅く帰ってくるときもありますけど、1時半に帰ってくるときもあれば、3時半に帰ってくることもある。この辺が、親御さんにとってみると本当は自分の手元に置いておきたいという部分もあるけど、その一方で、先ほど言われたように大変一生懸命やっていただいているんだから、そういうところで一生懸命勉強させてあげるということも必要になってくる。また、今こういう不況下のときですから、共稼ぎで一生懸命やらなきゃいけないと
いうところもある。1時間でも長く預かっていただけるとありがたいなということは、皆さんから、よく伺っているかと思われますし。知事、クイックアンサーなんかでも投書が行われているんですよ、実際の話。数はそれほど多くはありませんけど、そういうこともございますので。かといって、学童保育みたいな格好で持っていくかというと、これもまた、なかなか、いろいろと難しいところがあるようでございます。福祉的な観点、今ですと民間のところに、その時間帯だけを学童保育的に預けるとか、いろいろな福祉のほうで介護保険や何かもある。そこで、そういう部分の中では、こういうシステムもあるんだよなんていう、何かお考えというか、わかる範囲で結構でございますけど、何かあるようでしたら。
小沼省二福祉保健部長  福祉施策としての放課後の障害児の支援ということにつきましては、私どもで行っている放課後児童クラブがございまして、あと、障害福祉サービスでは、児童のデイサービス、それから日中一時支援という事業がございます。これらは、いずれも市町村が実施主体でございまして、放課後児童クラブの場合は、障害児を受け入れた場合、県から助成をしております。それから、障害福祉サービスの児童のデイサービスでは、今、県内で15カ所開設をされております。それから、日中一時支援につきましては、市町村が事業所に委託するのですが、笛吹を含めて23の市町村で委託を実施しております。
山下政樹  いろいろな制度があるようでございます。とにかく、大いに市町村とよく連携をとっていただいて、進めていただければと思います。

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