小瀬陸上競技場の停電問題について
山下政樹 私はサッカー少年だったので、昨日の夜は、大変至福の時だった。十日に柏でいよいよ決戦の時を迎えるわけだが、御存じのとおりの停電で、最後はちょっと恥ずかしいというか残念な思いを、テレビを見ていた県民のほとんどがしたのではないかと思う。Jリーグから、甲府が明日引き分けてJ1に昇格しても、明日までに、昨日の停電の経過報告をして善処がなければJ1には上げない、というお達しが早々に来たなんていう話があるが、そのへんを都市計画課長に聞きたい。
小池一男
都市計画課長
昨日、Jリーグ入れ替え戦の最中、午後八時四十九分、陸上競技場等が停電して試合が三十五分間中断したわけであるが、復旧後に、Jリーグから体協に、新聞紙上に書いてあったような善後策の回答を求める指摘があった。
山下政樹 先ほどのニュースでも、早々に動いているようだが、原因はなかなか簡単にはわからないのではないかと思う。噂では、NHKが電気を使いすぎたからだというが、NHKに聞くと、われわれは自家発電で全部やっており電気を使っていないということなので、じゃあどこが使ったんだという話になるが、今の段階ではどういう原因が考えられるのか、また、今調べている、聞いている段階で、今後どういうことができるのか。
小池一男
都市計画課長
今朝の新聞でも報じられているが、原因は、アイスアリーナを含めた陸上競技場のエリアで、昨日は特に寒かったので、照明、暖房、売店など電気をいっぺんに使用したため、ブレーカーの設定値を上回った電流が流れ、ブレーカーが作動したためと考えている。ブレーカーは、最大で二百kVAが電源容量として設定できるが、通常、一般的には八割くらい、百六十kVAの容量を設定して運用している。ところが、昨日はそれ以上の電力が使用されたためにブレーカーが落ちたということである。実は、本日の十二時半から十三時半まで一時間、小瀬スポーツ公園を全停電にして調査して、なおかつ解析等もしながら対策を練っていくことにしている。現段階では、設備上ではなく運用上の問題と考えており、ブレーカーの許容値が多少余裕があるので、その設定を変えるなどの検討をしていく。いっぺんに全部使った場合の電力量にすればよいかというと、これは非常に非効率になるので、ヴァンフォーレ甲府やJ1のチームの試合にどのくらいの電力が必要なのか、ということも含めて、運用基準等を再検討する中で対応していきたい。
山下政樹 今回は三十五分間で復旧しており、だいたい原因はそのへんにあるんじゃないかと思っている。これから試合をやっていく中で、寒ければ今回と同じようなことはあると思うが、確かに電力だから最大限、全て余裕を持ってというわけにもいかないし、貯めておくわけにもいかないが、試合中何かあった時に自家発電に切り替わるとか、そういう備えはできると思う。そういうことは大いに研究して、Jリーグに、われわれとしてはいつでも対応できますよ、ときちっと言うことも必要ではないかと思うし、これだけ県民が盛り上がって、本当に夢のような話になりかけているところだから、県としても大いにサポートしてほしいというのが、一サッカーファン、一県民としての願いである。