| 生ごみの再資源化について | |
| 山下政樹 | 次に、生ごみの再資源化について伺います。私の住んでいるところが一生懸命やっているからというわけではないですが、大いに進めていかなければいけないことだと思います。 ごみのリサイクルについては、紙や瓶や缶などを中心に全県で一生懸命取り組んでいただいていると思います。ただ、やはり焼却するエネルギーが、生ごみは特にリサイクルに非常に力が要ります。私の住んでいる笛吹市は、市長さんが大変お好きなので、一生懸命取り組んでおり、県からいろいろな支援をいただいていると伺っていますが、市町村にどういうことをやっているのか教えてください。 |
| 佐野芳彦 循環型社会推進課長 | 市町村のごみを減らすための取り組みについては、県では、平成18年にごみ減量化山梨モデルという、有効な抑制方法、あるいは選別、分別について、モデル的なものをお示しして、こうしたモデルに基づいた市町村による事業に支援を行っている状況です。 その中で、平成18年度には、笛吹市石和町内での戸別収集と生ごみの分別収集、また、山梨市での指定袋の導入に対して支援させていただいたところです。いずれの取り組みについても、生ごみを含む可燃ごみが1割以上減少する大きな成果を上げています。 また、現在、国の支援ですが、頑張る地方応援プログラムというものもあり、これは地方独自のプロジェクトに前向きに取り組む市町村に対して、交付税措置や補助金の優先採択が行われるという事業ですが、現在、笛吹市のバイオマスタウン構想や、山梨市、韮崎市、甲州市、甲斐市、昭和町などで、生ごみを含めた資源リサイクル推進のためのプロジェクトにつながっており、今、減ってきている状況です。 |
| 山下政樹 | なかなかこういうものに関しては、必ず県がしっかりやるという話ではなく、基本的には市町村が自分のところで一生懸命やる、県がそれを応援していくという話ですから、県がいけないとか、いいと言うつもりは全然ありません。 ただ、そうはいっても、県が当然、指導する立場にいるわけですから、その辺は進めていかなければいけないということがあります。今言うように、燃料化などに向けて再資源化したものを、笛吹市もそうですが、今度は流通をどうしていくかというところが、笛吹市も含めた自治体が難しくなってくる部分があります。先に流通の部分があるわけです。そうはいっても、ある程度の量にならないと、県が一生懸命指導しても、流通として成り立っていかない。「何だ。実施しても、大したことがないじゃないか」という部分です。 ご存じのように、新聞にあるように、笛吹市といっても、全体ではなく、とりあえず石和温泉は、当然、宿泊客からの生ごみが大量に出ますから、それをまとめてやりましょうということで、ある程度の量が確保できるという話です。 先ほど言われた市町村の中に、残念ながら、甲府市が入っていません。人口が20万人で、基本的に一番多く、必然的に一番量の多いところが何でやらないのか。そんな指導はされているのでしょうか。 |
| 佐野芳彦 循環型社会推進課長 | 県が助成した事業でしたので、笛吹市と山梨市の例を出させていただきましたが、確かにそうした中で、一般ごみの減少には非常につながるということで、効果があるということです。したがいまして、先生が今おっしゃられたように、特に人口の多い都市部で積極的な取り組みが行われますと、やはりごみの減量化には大きな効果が期待できますので、県も、ごみ減量化山梨モデルの提示を今後とも町村に積極的に進めたり、あるいは、情報提供、あるいは、環境保全活動支援事業費補助金を今回、県の6月補正で創設させていただきましたので、こうした支援事業も含めて、ごみの減量化に向けて、特に人口の多い市による具体的な施策がさらに推進されるように積極的に取り組んでもらいたいと考えています。 |
| 山下政樹 | 別に甲府市を矢面にしているわけではないですが、基本的に、これから笛吹市やいろいろな市町村が生ごみのリサイクル化などをやっていこうというときも、やはり量が安定してこないと、なかなか大きな形になりにくい部分があります。基本的に甲府市の人口が一番多く、生ごみが一番多く出ることは間違いないと思うので、そういうところが中心になってやっていくのも、これからの一つの大きな流れだと思います。小さなところが一生懸命、細々とやっているのではなく、そういうこともやはり県が先頭に立って、これから大きな計画を立てていく中に、ぜひとも甲府市にも一緒に入っていただいて、一緒に進めていただきたいと思います。 それで、当時、総務大臣だった菅さんが、頑張る地方応援プログラムということで、市町村が手を挙げて、一生懸命こういうことをやりたいというのを国が応援するというので、笛吹市は幾つかの項目の中に環境保全という部分の認定を受けて、県にもいろいろご指導をいただいているところですが、甲府市もおわかりだと思いますけれども、そういうところを市町村によく教えていくこともやはり指導の一つだと思いますので、ぜひともお願いします。 |